我が家は超インドア家族なので、休日にふと思い立って外出することがほとんどない。イオンやコストコに行く予定ですら、前日から「朝の10時くらいには出よう」などとそれなりの準備をしていくほどだ。
とはいえ、何もしないのも退屈。息子も、友達とオンラインでロブロックスやスプラトゥーンをするだけでは飽きてくる。
そこで今回、我が家史上初の手巻き寿司パーティーが催されたわけだが、これが控えめにいっても最高だった。
語彙力マイナス1,100億の大食い系インスタグラマーのリール動画みたいに「うますぎるww」「量えぐい」「最高すぎるwww」この3つの言葉を、家族3人でルーティーンしていた。
手巻き寿司準備にイオンがおすすめな理由
基本的に、寿司酢と海苔と海鮮が揃えばどこのスーパーでもOKだが、私としてはイオンを強めにおすすめする。イオンには運が良ければ手巻き寿司セットや握り寿司セットがあるからだ。
今回は手巻き寿司セットはなかったため、握り寿司セットを購入して、魚や卵焼きのを縦半分に切ってサイズ調整をして対応。いちいちお魚を選んで一つずつ購入していると、量も多くなってしまうし切り分け準備もだるいのでありがたい〜!
今回のセット内容は、卵焼き、マグロ赤身(他の切り身よりも多め)、サーモン、ブリ、タイ、エビ、イカ。
これ以外にも、ひきわり納豆、ネギトロ、きゅうり、ウインナー、アボカド、かいわれ大根、大葉、刻みネギ、うなぎの蒲焼き(ブルジョワ〜〜!)を購入。
必要な準備は3ステップのみ
まずは「冷ます」。
酢飯の準備だ。炊き立てだと寿司酢を混ぜながら冷ますのに少し時間がかかるため、具材のカットと並行してすると良い。
基本的には1合に対して大さじ2程度の寿司酢を混ぜるらしいのだが、息子が酸っぱすぎるのはNGとのことで、寿司酢の量は半分に。(食べてみて思ったが、もう少し寿司酢は多くても良かったかも)
うちわであおぎながらしゃもじでご飯と寿司酢を混ぜていくわけだが、我が家は基本的に準備不足家族なため、うちわがなかった……。ノートやハンディ扇風機で対応。
そして次は「切る」。
海鮮や野菜のカットはこんな感じ〜。だいたいどれも1〜2センチ幅の縦長サイズにカット。
先述のとおり、今回は握り寿司用の海鮮を購入したため、縦半分にカットする手間があったが、手巻き寿司用を購入すればこの手間も不要だ。
海苔は20×20くらいの海苔を4分の1にカット。
香川県あたりの切り方として、正方形の大きな海苔をまず半分にカットして、その長方形の海苔に斜めに包丁を入れて2分の1にカットするという方法もあるらしい(カッターの刃先みたいな形)。その形の方が巻いた際に綺麗になるのだそうだが、私は頭が悪いので要領が理解できそうにもなく、夫や息子は「しゃらくせえ」とばかりにそのカット方法を無碍にして巻く予感がしたので、通常の方法を採用した。
せっかくの手巻き寿司。ウインナーは豪華にシャウエッセンにしてみたので焼く手間があったが、魚肉ソーセージなどの場合は切って終わりだし、小さな子どもがいる家庭では魚肉のほうが食べやすくて良いかもしれないね。
そして、子どもがいる場合には「混ぜる」で具材をいくつか追加しても良い。我が家では油を切ったシーチキンとマヨネーズでキメた〜〜。
あらみじん切りのゆで卵&マヨネーズなどでもいいかもしれない。
いざ包。そして我々が辿り着いたあまりに大きな結論
酢飯と具材の準備が完了したら、ついに包む〜〜。
参考までに、上の写真程度の量にご飯や具材を乗せるのがベスト。正直これ以上のご飯を乗せたいのであれば、具材はこれより少なくするしかない。
このくらいの量で包むと〜〜〜
こんな感じ。
私はお酒を飲んだので、ご飯は少なめの具材多めで頂いた。が、息子はとにかく欲張ってご飯も具材もたくさん乗せていたため、いわゆる手巻き寿司の体はなしておらず、ほとんどホットドッグのような状態で食していた。
写真の【サーモン×アボカド×いくら】は鉄板で美味しかったけど、【イカ×ひきわり納豆×大葉】も良い。
息子曰く「納豆入れるとマジで全部納豆」というくらい、意外に納豆の風味というのが強いのだが、イカはそのねっとりした食感や風味が納豆に負けていないんだよね〜。
そして、今回の手巻き寿司で最も有益な気づきがあった。
「どの具材にしても大葉は添えるべき」
これ。
単純にマグロのみ、ブリのみというような海鮮中心の手巻き寿司に添えてももちろんOKだし、【うなぎ×卵焼き】という甘めの手巻き寿司にも風味が加わってとても良い。
よくよく考えれば、手巻き寿司を脳内に思い浮かべた時に、ご飯の上にサラッと大葉が見え隠れしているような気がする……。しかし、普段の食卓でそうそう大葉を利用しない我が家にとっては、大変な大発見、伏兵の登場、そんな衝撃だった。
お前がいたか〜〜〜〜! と、落語家のようなリアクションで、おでこを手のひらでもたげるようにポンと一発かましてやりたい気分だったね。
大葉は一回の料理で数枚しか使わないわりに、1パックの量が多いのですよね。結局ダメにしちゃうことが多いからなかなか手が出ないのだけれど、手巻き寿司でせっかく発見した伏兵。今後は色々と大葉を使ってみようかな。